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『エクエク』
――エクスタシー・エクトプラズムの能力
左右田益荒男は『エクエク』という力を使って霊的事件を引き起こす霊魔を処理する。では、益荒男が『エクエク』を使う方法を順をおって説明しよう。
霊障に犯された女性との性行為
人間、特に女性はエクスタシーを感じたとき、わずかながらエクトプラズム(具現化した霊的パワー)を放出する。これを取り込むことで益荒男はおのれの力を発動させるのだ。
霊魔に対抗するには、その霊魔に魅入られた女性のエクエクを使うのが最も良い。霊魔に対する抗体がエクエクに含まれているからだ。
よって益荒男は、望まないときも女性との性行為を行わなければならない。しかも、急を要する霊的事件において、それはたいてい霊魔の目と鼻の先での行為となる。
具現化したエクエクの放出
益荒男はエクエクを取り込むことで、口から異形の生命体を誕生させる。その姿は時と場合によって様々だ。
異形の力はエクエクの量によって左右され、通称『エクエクびと』と呼ばれる人型は、常人の力のおよばない霊魔と互角に戦うことができる。しかし、不完全な生命体である『エクエクびと』は、暴走すれば霊魔よりもやっかいな存在となる危険性がある。
戦闘後のエクエクの変質
霊魔との戦いを終えたエクエクは消滅、または「新たな益荒男」となる。
益荒男が生み出したエクエク生命体はいわば益荒男の分身であり、『エクエクびと』ほどの力をもった分身はもはや益荒男自身なのだ。同じ世界に両者が存在しつづけることはできず、結果として『エクエクびと』が新しい益荒男となる。
このことの応用として、瀕死の状態でエクエクの力を使い、無傷の新しい身体に生まれ変わるということも可能である。
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